お節介

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osekkai

お節介な男友達は、1日おき位に私の家のチャイムを鳴らします。
コンビニでお菓子とジュースを持参してやってくる彼。
我が物顔で私の家に上がりこんでは「笑え」というのです。

その頃、私は大好きだった恋人と別れたばかりでした。
そんな私が笑えるはずも在りませんよね。
もちろん、彼にも「笑えるはずも無い」という事を伝えました。
すると彼は
作り笑いで良いから笑え」というのです(苦笑)

仕事でも無いのに、何故に悲しい気持ちを堪えて作り笑いなどしなくてはならないのか?
そう思うと腹立たしささえも感じました。
しかし彼は続けます。
作り笑いでも笑うという事に意味があるらしいぞ。だから作り笑いでも続けていれば
いずれかは本物の笑顔になるんだってさ
」と。

その話ならば、何処かで耳にした事がありました。
辛い時ほど笑えなんて何かに書かれていたような気がしますが、そういった根拠があったのだろうと
ボンヤリと考えていました。

彼のお節介に乗っかってみるのも悪く無いかなと思い
少しずつ作り笑いをするようになった私。2ヶ月も経過すると本当に少しだけですが笑う瞬間も出て来ました。
私の笑顔が増えて行くのとシンクロして、彼はチャイムを鳴らすことは無くなっていきました。

失恋から立ち直れたのは、彼のお節介のお陰だと感謝しています。

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